年の始まりはオリンピックなど明るい話題が多かったものの、新型コロナウイルスの出現が世界を一変させてしまいました。私たちも通常の診療、予防接種、そして新型コロナウイルス感染症にどう対応するか、考えることの多い1年でした。初期に比べるとマスクや防護服を入手することはできるようになりましたが、まだ終わりの見えない状況ですので課題は続きます。12月30日は休日当番で、大人の発熱患者さんを写真のようなテント内で診療しました。幸いインフルエンザの流行はなく、新型コロナの患者さんもいらっしゃいませんでしたが、この先流行状況により平日の特定時間にテント診療を行うこともあります。小児科の経営状況悪化も報道されていますが、子どもが病気にならないことが一番です。皆様には、引き続き感染症に留意した生活を送っていただけますようお願い致します。